平成27年3月11日、東日本大震災からまる4年を迎えます。
日頃のニュースでは福島第一原子力発電所の汚染水処理や全国での再稼働問題などの話題が時折報じられますが、多くの方の関心は折々のニュースに埋もれ、うつろいやすいものです。
原発事故の健康影響、福島被災者のありさま、安全対策や地震の危険性、また値上げが続く電気料金・・・・進行する課題を抱えながらも、地震列島の日本では避けがたい深刻な事故リスクと隣り合わせの原子力発電は、未だエネルギー政策の選択肢から外れてはいません。
ここ滋賀県は、北西部地域が若狭湾岸の原発銀座の30km圏に入ります。
かねてより問題となっている通り、滋賀県全域を集水域とする琵琶湖は、京阪神1450万人の「命の水源」であり、琵琶湖の代わりはありません。
今、原子力発電の抱える問題・課題を、弁護士が監督した異色の映画「日本と原発」が日本各地で静かな話題となっております。滋賀県にとって決して他人事ではない原発問題について、それぞれが考え行動するきっかけになればと、本上映会を滋賀県内でも開催いたします。
なお、映画上映と合わせて、映画制作の当事者であり、監督である河合弘之氏、そして3.11原発事故当時滋賀県知事をつとめられ「卒原発」の考えを提唱された嘉田由紀子氏の対談を行います。
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開催日時:平成27年3月21日(土)17時30分~20時30分 (開場:17時)
場 所:和邇文化センター ホール(滋賀県大津市和邇高城12)
〔アクセス〕JR湖西線「和邇駅」下車徒歩3分
参 加 費:チケット制 1,000円/当日:1,450円
※当日キャンセルの払い戻しはありません
主催:「日本と原発」滋賀県上映実行委員会
協賛団体:特定非営利活動法人近畿水の塾、くらしとせいじカフェ、
認定特定非営利活動法人しがNPOセンター、信楽自然育児サークル なちゅらる・まま、
チームしが、ネットワークあすのわ、びわこ☆1・2・3キャンプ、ファブリカ村、
有限会社BlueberryFields 紀伊國屋
プログラム:
17時00分~ 開場
17時30分~ 上映 ※上映時間2時間15分
19時50分~ 対談「今、原発を考える― 琵琶湖の風上、若狭湾岸では」
* 河合 弘之氏 (「日本と原発」監督・弁護士)
* 嘉田 由紀子(前滋賀県知事・「チームしが」代表)
20時30分 閉会
監督プロフィール:
河合 弘之氏 (「日本と原発」監督・弁護士)
東京大学法学部卒。バブル期に平和相互銀行事件、イトマン事件など大型経済事件を担当。90年代、高木仁三郎氏と出会い、原発訴訟に取り組む。
現在、飯舘村民救済弁護団、福島原発告訴団弁護団、脱原発弁護団全国連絡会などをけん引。今回、2年をかけて本映画を自主制作した。
チケット販売:
チケット販売は各拠点または個人による協力販売(※随時追加します)
情報はこちらで公開
http://nihontogenpatsu.shiga-saku.net/e1120901.html
※チケット購入が難しい方は事前申込による当日チケット引替えをいたします
https://ssl.form-mailer.jp/fms/bd89f09d345147
連絡先:「日本と原発」滋賀県上映実行委員会
MAIL:shiga.project0321@gmail.com